なぜダンス専門ケアなのか?
きょうりんカイロプラクティック高崎駅前では「ダンス専門ケア」を設けています。
ダンスは求められている関節や筋肉の柔軟性が普通より大きく、ゴールの設定も様々です。
また、ダンスの種類によって独特な動き、セオリーがあります。
こうした理由から、ダンスをやってる方たち、ダンサーはプロアマ問わず専門的に対応するため、スポーツとは別に「ダンス専門」とさせて頂いております。
プロから推薦の声
高崎市出身のダンサー、振付師の坂井美乃里さんは高崎バレエスタヂオでダンスを始め、鳳蘭レビューアカデミーを経て、2019年まで宝塚歌劇団に所属し数々の舞台を経験してきました。
現在はダンサー、振付師として活動しつつ、舞台俳優、ミュージカル俳優としての活動も行っています。
きょうりんカイロプラクティックに通うようになったのは小学生の頃。当時、先に通っていた姉の紹介で身体のメンテナンスで通い始めました。その後もコンスタントに調整をしつつ、最も頻繁に通うようになったのはプロになってからでした。
「本番に出られないのは最悪ですから」と笑う坂井さん。
「動けるようになってることが大事なんです」プロとして数々の舞台に上がり続ける為に調整は欠かせなかったと話します。
「知らないうちに動けるようにしてもらってた」と笑顔で続け、今後も新しいチャレンジを続けられるそうです。
私が担当します
院長:佐藤圭太
学生インターンの時からプロのダンサーのケアに携わり、ダンサーのケアを始めて20年を超えました。
下記に書かせていただいたダンス以外にも様々なダンスのケアを承っています。
子どもから大人まで、将来プロになりたい子から趣味のダンスまで、プロアマ問わず対応します。
「もっともっとうまくなりたい」という思いを微力ながら支えることができたら幸いです。
それぞれのダンスについて
バレエの場合
こんなケースでお悩みの方に |
・股関節の痛み、硬さ ・足や足首の問題
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・ヒザのトラブル ・腰痛 ・首の痛み
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・出来ない動きがある ・軸が取れない
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バレエは幼少期(おおむね3歳以降)から始めることが多く、徐々に身体の動かし方を覚えます。ある程度の年齢になるとトウシューズを・・・といった形で成長や熟練度によってステップアップしていきます。
近年、海外のバレエ学校でも年齢による区切りだけではなく、様々な要素で習熟度や成長度に合わせて育成するようになっています。この成長期を含む時期によくいただくのが「~が出来ない」、「~が出来なくなった」といった相談です。身体の柔軟性、筋力、習熟度などもそうですが、そもそも何も意識せずにやってきたことが出来なくなるのは取り戻すのがとても難しいようです。
また、バレエの場合は地面に対して真っすぐに軸をとる事が必要とされますが、つま先で立つため接地面が小さいという難点があります。ですので、身体の変化は成長だけに関わらず常に起きてくる問題なので、微調整をしながら軸をとっていく必要があります。
バレエの場合は更に「股関節が痛い、硬い」という相談が圧倒的に多く、足・ヒザが痛い、首が痛い、といった身体のトラブルの相談を多く頂きます。ターンアウトできない、軸が取れない、甲が出ないなど「~が出来ない」タイプの相談を多く頂きます。
最近では、大人バレエの愛好者が増えており、子どものころにバレエ経験がない人でも大人になってバレエを始めるケースが増えています。こういった場合、身体の柔軟性、使い方の問題は常に付きまといます。大人バレエの場合は少しでもパフォーマンスを高めたい方からご相談頂いています。
ストリートダンスの場合
こんなケースでお悩みの方に |
・ヒザのトラブル ・腰痛
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・首の痛み ・背部痛 ・手首、肘、肩の問題
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・ケガ後の不安 ・体幹がブレる
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ストリートダンスやヒップホップダンスと呼ばれていますが、個別にはブレイキン、ロッキン、ハウス、ポッピン・・・多分このグループはとてもジャンルが多く、裾野がもっとも広いグループです。ひとまとめにして良いのか大変悩みましたが「アップ・ダウン」の動きを持つグループとしてまとめます。
アップ・ダウンの動きは脱力と反発とでも言えばいいのか、伸びた状態からヒザを抜く、抜いた状態から力を入れて伸ばすといった特徴的な動きがあります。ヒザだけを抜くのか他も抜くのかはダンスや振付によって異なり、そこからアップへの流れもどこから動かすのか違いがあります。
ダウンの動きでいえば、どこを抜くのかによって疲れる場所が変わるのを体験した方も多いかと思います。ヒザを前に抜けば太ももの前側が疲れやすく、ヒザの位置を変えずに股関節から抜けば腰や太ももの裏側が疲れやすくなります。
プラスして前後左右上下への動きが加わるので比較的ヒザへの負担が大きく、靭帯や半月板の損傷、手術後のリハビリ、トレーニング、復帰プランなどの相談が多く、腰痛や背部痛、首の痛み、股関節痛などの相談も多く頂戴します。
パリ五輪から正式競技になるブレイキン(ブレイクダンス)などは特徴的ですが、パワームーブやフリーズなどは怪我が多くなりがちです。特に手をつくので手首、肘、肩、に始まり腰痛や背部痛、首の痛みなどが多くなります。
ジャズダンスの場合
こんなケースでお悩みの方に |
・股関節のトラブル ・ヒザのトラブル
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・脚が上がらない ・ターンが出来ない
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・身体が硬い
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ジャズダンスは複数の要素を必要とします。
柔軟性、スピードやパワーの要素、振付や曲によって多種多様です。そうした中でもジャズダンスをやっている方から多い相談は、圧倒的に股関節の柔軟性に関わる問題です。
股関節が開かない(開脚ができない)、脚が上がらない、脚を上げると裏ももや股関節が痛むといった問題がとても多いです。理由は多々あるかと思いますが、あまり正しくないストレッチや脚の挙げ方の問題などに起因していることが多いように見受けられます。
また、複合的な要素が求められるダンスでもありますので、一歩先に進む為に何を身に着けていけばいいのか少しだけ迷子になっている方も多いように思います。
競技ダンス、社交ダンスの場合
こんなケースでお悩みの方に |
・腰痛 ・ヒザのトラブル ・首の痛み
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・肩、肘の痛み ・脇腹が痛い
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・身体が硬い ・コンディション不安
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競技ダンス、社交ダンス、ダンススポーツの分野は姿勢の軸が強く求められます。
また「二人で」という条件が付くことで、スタンダード、ラテン両者ともに姿勢の軸をキープする為のコツやセオリーが大きく異なるのが特徴的です。
また、競技の時間やスタイルの影響でより速度や筋力を維持する能力が求められます。また、二人で組むことが基本になる為、ペア変更による・・・といった身体のトラブルは割と特徴的な問題かと思います。
元々、幅広い年齢層に親しまれていた社交ダンスですが、人気と競技性の高まりでジュニア年代も層が厚くなっています。身体のトラブルは全般的にスポーツ選手に近いものが多いですが、肩や脇腹の問題はペアで踊る事ならではだと思います。
フラメンコの場合
こんなケースでお悩みの方に |
・足のトラブル ・ヒザのトラブル ・股関節のトラブル
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・肩、肘の痛み ・腰痛
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・体幹がブレる
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フラメンコの場合、踊りの幅に合わせて様々なご相談を頂きます。
足、ヒザ、股関節の問題が多く、上半身も肩やひじ、手首の動きの問題の相談を頂きます。
フラメンコの場合、靴や衣装、道具からの影響も考慮します。靴の合う合わないもそうですが、床を叩くように音を出すので足、足首、ヒザはトラブルが多くなります。また、バタを着る振付であれば重い裾を振るときに股関節や腰、体幹にトラブルを抱える事があります。マントンやアバニコは肩や手首に負担をかけますし、相談の内容にちょっと特殊な幅があるように思います。
ともあれ、やはり足の問題は外せないように思います。タコンは足首やかかと、プランタは外反母趾や足底、ゴルペは足底、足首、プンタは足指の痛みの原因になります。
床を打つという動きは無くてはならない動きなので、足の問題だけではなく、体幹の位置や使い方、他の問題も含めたご対応が必要に思います。